身近な恋ゴコロを


村山由佳『翼』読了。

翼 cry for the moon (集英社文庫)

翼 cry for the moon (集英社文庫)

全体的にやや長いこともあってか「小説読んだなぁ」という満足感◎
もちろん長くても飽きることはなく良い小説。


ただやっぱり日本の作家がアメリカの描写をしても本場には負けちゃうね。
自分は以前海外作家とかも読んでたから比べちゃうとやっぱり。


個人的に村山由佳は話の舞台を広げてしまうよりももっと身近なところで深い恋愛を描いてほしいと思うなぁ。
そういう意味で『天使の卵』〜『天使の梯子』は本当に素晴らしいです。