世界を変える!


祝!日販の会社説明会申し込みが追加発表!
これに早速申し込みを済ませる。23日に行ってきます。



さて。本を扱う仕事がしたくて始めた書店のバイトもとっくに3年を過ぎ、今では説明会があるからと早退し放題ですっかり倉庫内の主になりきっている私だ。なあんて調子乗ってますスミマセン!
レジには立たずひたすらダンボールと商品と戯れる毎日です。


あれは2年ほど前になるだろうか、以前お世話になっていた店長のNさんと皆で食事をしていたときのことだ。
「本が好きなのはわかるけど本について何の仕事がしたいの?」と聞かれた私は困ってしまったことがある。
考えてみれば本を扱う仕事なんてざっくりした枠組みはあまりに広く、自分は本を創りたいのか売りたいのか何なのか、迷ってしまったのだ。もちろん図書館員になりたいという野望もあった。そうした意味では就職を初めて意識したのは高校生ぐらいのときなんだな、うん。


んで、考えて行き着いた先にあったのが出版販売会社、つまり取次ぎという仕事だ。
本を創るのでもなく(出版社・印刷会社・作家など)本を売るのでもない(書店やコンビニ)、この流通という仕事に惚れ込んでしまった。


供給過剰が問われる中で、いかに読者に本を届けるのか、この不況と言われる世界に飛び込んで業界を変えたい!


そんな思いが確定したのは就職活動を始めた昨年9月あたりから。
出版販売会社といえばトーハンか日販で、それに加え洋書専門の洋販や地図専門の地図共販などがある。
大抵の書店はトーハンか日販のどちらかと取引をし自身の店舗に商品を仕入れるっていう感じだ。


「今ここの書店でバイトしていて良かったなあ」と思うところにこれら出版販売会社のどちらとも取引をしていたということがある。つまり途中で切り替わった。
詳細はバイトの俺なんかにゃ説明されない。でも調べるとなんとなく日販が株を買い占めてリブロを傘下に置いたのかなということがわかった。
まあハッキリ言えば読者にとってはどちらの取次ぎだろうが本が手に入れば何の問題もない。しかしその2社の仕事っぷりを肌で感じてきた俺は必然的に両者の良いところも悪いところも見えてくる。


偉そうに業界を変えると豪語したが正直なところ、自分ひとりではそんなこと出来やしないわけで。
しかも大手企業となれば体質的に自身の意見が反映されやすいか否かは一目瞭然。
だからこそ企業理念に目を向けて自分の希望を叶えたい。どちらが長期的な展望で問題に取り組んでいる意識を持っているのか。自分にとって必要な場所はどちらか。



なんだかもうどちらかに内定頂きましたみたいな生意気な口調だが(しかも長いよ)気にするな!
それだけ今回、日販の説明会に行けることになったというのは大きいことなのです。しっかりと目を向けていきます!