誰かのために生きるということ


村山由佳『青のフェルマータ』を読了。
相変わらず描写がきれいな作家だよ、うんうん。

青のフェルマータ Fermata in Blue (集英社文庫)

青のフェルマータ Fermata in Blue (集英社文庫)

さて。
人は生まれたからにはやはり役割がある、と自分は思っている。
なぜ人は生きるのかなんて難しいことを考えるのはあまり得意ではないけど、それでも今を精一杯生きてやるぞという気持ちはある。
自分がしたいことはなんだろうか?するべきことはなんだろうか?果たすべき役割は?


“誰もがきっと、それぞれに、たったひとつの特別な役割を担って生まれてくる。そうしてその誰もが必ず、べつの誰かにとっての「特別」になることができるはずなのだ”


うーん、いいこと言いますねぇ村山由佳